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コラム
2022年12月20日

【アルファポリス】プロ漫画家インタビュー!オリジナル要素の加え方/竿尾悟先生

竿尾悟 ゲート



20××年、夏―――白昼の東京・銀座に突然「異世界への門」が現れた。 中から出てきたのは軍勢と怪異達。 陸上自衛隊はこれを撃退し、門の向こう側である「特地」へと踏み込んだ――――。 ついにコミック化、超スケールの異世界エンタメファンタジー!!
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竿尾悟/漫画
愛媛県出身。ミリタリーを基調としたユーモアのある作風が持ち味となっている。無類の模型好き。 主な作品に「迷彩君」「コンビニDMZ」(いずれも少年画報社)などがある。
柳内たくみ/原作
東京都在住。自衛官を経験した後、2006年に自営業を開業。本業に従事する傍ら、インターネット上で精力的に執筆活動を展開し、2010年4月、「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 1.接触編」で出版デビュー。シリーズ累計660万部のミリオンセラーとなる。他に「氷風のクルッカ 雪の妖精と白い死神」(アルファポリス文庫)、「Walhalla《ワルハラ》-e戦場の戦争芸術-」(ブレイブ文庫)などがある。


※2017年2月にアルファポリスサイトにて掲載した記事を再構成しております。なお、記事中の情報は初掲載時のままです。



オリジナル要素を足して、漫画としての説得力をプラス!


――それでは「ゲート」の作業工程について詳しくお話を伺いたいと思います。まずはネームからですが、漫画の1話分を描かれる際、原作のここからここまでといった分量はどのように決めているのでしょうか?

竿尾悟
だいたい原作中のエピソードの区切りで1話を収めるようにしています。連載当初は原作1巻を24話分プロットに分けたものを作っていたんですが、どんどんずれていってしまって(笑)。エピソードを詰め込みすぎていたみたいで、今は予定よりもかなり話数が増えていますね。

――基本的には竿尾先生が原作を読み込んで、エピソードを再構成していく形で進めているんですね?

竿尾悟
そうです。時系列を直したり、オリジナルで足したり。

――オリジナルで! そのエピソードは具体的にどのあたりでしょうか?

竿尾悟
一番大きいのは6巻の自衛隊が渡河行軍するシーンでしょうか。同じく6巻のデリラの回想部分も、戦闘シーンは自分が足しました。


竿尾先生が追加したオリジナルエピソード、自衛隊の渡河行軍とデリラの回想からのワンシーン。ディティールが補完されることで物語に深みが加わる!

――漫画として盛り上げるところを補完するような形にしているんですね。

竿尾悟
足した方がエピソードがリアルになる時や、話の間をちゃんと繋げたい時は追加しますね。例えば原作2巻の終盤に比べて、3巻ではヤオが結構みんなと馴染んでいます。その間、キャラクターたちがどう過ごしていたのかが描かれているのが外伝プラスの最初のエピソードです。だから漫画も原作の2巻から3巻に移るにあたり、そこを入れた方がいいな、と思って再構成しました。その探査行も、ストーリーを盛り上げるためにオリジナルの部分を足しています。

――文字表現と漫画表現の差を埋めるような感じでしょうか?

竿尾悟
小説の一文が漫画では何ページにもなったりしますからね(笑)。漫画としての面白さの演出は、常に意識しています。

――原作をネームに起こす際の苦労はありますか?

竿尾悟
原作のセリフを漫画のコマに落とし込む時、たまに「この長ゼリフだけで1ページいっちゃうよ、どうしよう?」って頭を抱えることがありますね。なのでコマ割りとセリフはなるべく簡潔にするように努めています。そのまま描いていったら、いくらでもページが増えていってしまうんで(笑)

――そこは自分のオリジナル漫画と、原作があるコミカライズの違いですよね。

竿尾悟
そうですね。オリジナルではキャラクターが勝手に動いても構わないんですが、コミカライズの場合はキャラクターがどう動くか決まっているので、そのストーリーの中での漫画としての演出の仕方は悩みどころです。





ペン入れは“創造”!キャラクターに命を吹き込む


――次は下描きについてお伺いしたいと思います。前編でもお聞きしましたが、ネームは原寸大の用紙にして、下描きはネームをトレスするような形で進めるとのことですね。

竿尾悟
ペン入れで苦労しないよう、下描きはちゃんと描いています。たまに面倒ですっ飛ばしたくなりますが(笑)

――ジレンマですね(笑)

竿尾悟
1発描きは苦手なので仕方ないんですが……。なので、下描き中の机周りは資料本だらけですね。置き場所に困るくらい溢れかえります。あとキャラクターや背景、モブキャラも確認する必要があるので、過去回のコピーは必須です。

――ネームから下描きを起こす際、コマ割りや構図を変えることも多いと担当さんに聞いたのですが、その理由は?

竿尾悟
まあ、気に入らなくなったからなんですけど(笑)

――意外とシンプルな理由ですね。作業中に撮影していただいた、60話の12ページ目ではレレイの目線が変わっていますが、こちらも?

竿尾悟
目線はそらした方が自然だと思ったからです。変えると言っても基本的にはコマの中の絵をいじるだけで、あまり大掛かりに直すことはありません。とはいえ、たまに大きく直す時やコマを付け足すこともあるので、そういう時はネームからやり直します。

――常により良い画面になるよう、模索している感じですね。ペン入れについてはいかがでしょうか。

竿尾悟
ペン入れは作画工程の中で一番好きです。仕上げとかは自分の中で“作業”なんですが、ペン入れは“創造”という感じなので。

――なるほど。ペン入れ時に気を付けている点は何ですか?

竿尾悟
コマの描き込み具合です。全部のコマを細かく描き込むと画面がうるさくなってしまうので、ある程度ペンを入れないコマも作るように気を付けています。

――ペン入れは1日、何ページくらいのペースで進むんでしょうか。

竿尾悟
アシスタントさんに入ってもらう都合もあって、最近はなるべく早くペン入れが済みそうなページから進めているので……多いと1日8ページくらい上げられる時もあります。

――コマの描き込み具合で進み方も変わりますよね。

竿尾悟
そうですね。例えば60話だと、2〜3ページの見開きの銀座の行軍シーンはほぼ丸1日かかっています。仕上げの指定を同時にやっていたというのもありますが、やっぱりフリーハンドでは描けない背景を描く時は時間がかかりますね。

――背景もご自分で描かれるんですね!

竿尾悟
資料がある背景だったりすると、たまにアシスタントさんに描いてもらったりしますが、基本的には自分で描きます。


60話2~3ページの見開き、銀座の行軍シーン





竿尾先生お気に入りのキャラは、もちろん……?


――仕上げに入って、ようやくアシスタントさんの出番ですね。

竿尾悟
アシさんには大まかなベタとトーンのベタ貼り等をお願いしています。

――細かく任せたりはしないんですか?

竿尾悟
なるべく自分で描きたいんです。今もホワイトやツヤベタ、その他の細かいベタなんかは自分でやっていますから。

――ロゥリィの髪の処理は大変そうですね!

竿尾悟
ロゥリィは服もベタが細かくて大変です(笑)

――でも竿尾先生のpixivを見ていると、「ゲート」で一番お気に入りのキャラは……。

竿尾悟
ロゥリィです(笑)。表情も気になるので何度も下描きを直したりしますが、やっぱり描いていて楽しいです。あと好きなキャラはウォルフやメイアですね。ケモナーなんで(笑)

――この流れでお伺いしますが、「ゲート」の中でお気に入りのシーンはどこですか?

竿尾悟
ロゥリィが出ているシーンはだいたい全部お気に入りですが、中でも6巻41話、ロゥリィが炎龍を殴り倒すシーンが特に気に入っています。ロゥリィの可憐さと張り倒される炎龍の線の対比は、迫力をつけて描けたと思います。6巻は自分がオリジナルで描き足したシーンも含めて、全体的にお気に入りですね。


竿尾先生お気に入りのシーン。ロゥリィの可憐さと炎龍の迫力が画面いっぱいに広がる!

――逆に苦労したシーンがあれば教えてください。

竿尾悟
モブシーンですね。人物が突っ立っているだけじゃなく、ポーズも変化を付けて単調にならないように描いているんですが、ほぼ毎話出てきて大変です。モブや背景が多くなると、ひじや手首が辛くなってきますし。

――苦労のしわ寄せが体の方に来てしまうんですね。

竿尾悟
1度だけ出てくるようなおっさん達は描くのが楽しいんですが(笑)。あと7巻で炎龍がテュカの電撃に撃たれて爆発に巻き込まれるシークエンスは、描き込み、ベタ、仕上げ、全ての工程が大変でした。特にアングルは試行錯誤して、迫力ある構図に収めるのに時間がかかりましたね。今見てもよく描けていると思います。

――この画面の迫力の裏には、様々な苦労が隠されているんですね……。


竿尾先生が苦労したシーンの中の1ページ。炎龍が悶え苦しむ叫びが聞こえるかの様!





原作者・柳内先生とは、もう○○?


――ここからは担当さんも交え、「ゲート」制作の舞台裏をお伺いできればと思います。先程伺ったようにオリジナル要素を加えるなど、原作の柳内先生と竿尾先生の間には相当な信頼関係があるように思いますが、そのあたりはいかがですか?

竿尾悟
柳内さんとは自分が東京に来るたびにお会いしています。先日も自衛隊の観閲式で会って、その次の日にも焼肉に行って。

――普通に友達ですね(笑)

担当
新しいキャラクター設定を見せてもらう際、端っこに「柳内さん確認済みです」って書いてあったりしますからね(笑)

竿尾悟
柳内さん自身からも「お任せします」って言われたり(笑)

――素晴らしい信頼関係じゃないですか!

担当
柳内さんからは好きにしていいですよって言われていますけど、竿尾さんの入れるオリジナル要素が、原作に描かれているエピソードの裏で何があったかを補完するような形になっているので、そこはさすがだな、と思います。とにかく原作をすごく読み込んでくださっているので、編集としてのチェックも基本的には最小限の軌道修正だけで問題ありませんし。

――柳内先生とのやりとりで記憶に残っていることはありますか?

竿尾悟
シーン全体の絵のコピーを見せた時に「これだよ、これ!」みたいな感じで言われたことがありましたね。

――柳内先生のまさに想像していたものだったんでしょうね!

竿尾悟
逆にまるまる削ったページとかもありますが。

――それはどういう理由で削ったんですか?

竿尾悟
話の流れを切ってしまうので、原作2巻の国際会議のシーンは削りました。

担当
会話劇の中でも、漫画として盛り上がらないところはわりと切ってますよね。

竿尾悟
漫画だと長セリフは読み飛ばされがちですし、全部セリフを入れようとするとコマが細かくなっちゃうんですよ。

――話は変わりますが、アルファポリスからの依頼がWeb媒体だったことについてはどう思いましたか?

竿尾悟
「コンビニDMZ plus!」もWeb媒体で描いていましたし、特には……「仕事だ!」という感じでしたね。自分は他のことに関してもあまり深く考えないので、むしろ後から「やっちゃったなー」と思うことが多いんですけど。あ、これは「ゲート」に関しての話じゃないですよ(笑)!





こだわりから生まれる、修正の嵐!


――他に担当さんの記憶に残るエピソードはありますか?

担当
絵柄については初期の頃、試行錯誤がありましたよね。

竿尾悟
確かに、それまであまり描いたことのないキャラや世界が多かったので……。連載開始当初、ネットでは大丈夫か大丈夫かって言われていたんですよ。ロゥリィが可愛くないって(笑)

――そんなことはないと思いますけど(笑)。自分の絵柄で描いたことのないキャラやジャンルがしっくりくるまで、少し時間がかかったのかもしれないですね。

竿尾悟
今までああいう、スレンダーなタイプのキャラは描いてきませんでしたから。

担当
わりと肉感的なキャラが多かったと思います。

竿尾悟
柳内さんから、レレイもテュカも細身でってお話をいただいていたのもありましたしね。

担当
そういえば、2〜3話くらいまではテュカの顔のラインはどうかって聞かれたこともありました。結構ギリギリまで悩まれていて。

――こだわるのも、キャラクターへの愛があるからこそですね。

担当
こだわりと言えば、先程のインタビューでネームから下描きの際に絵を変えることがあると竿尾さんが仰ってましたけど、下描きからペン入れでさらに変えることもありますよ。

――すごいですね!

担当
原稿を拝見した時に下描きから変わっていると「こう来たかー」と思いますね。もちろん良くなっているんで問題ありませんし、こだわりがある分、手を抜く方ではないとわかっていますから安心してお任せできる感じですが(笑)

竿尾悟
後から見直してみると気になっちゃうんですよね。

――前回のインタビューでも単行本収録時にかなり修正を入れられると伺っていましたが、連載時からすでに修正の嵐が吹き荒れているんですね(笑)

竿尾悟
2巻のペルシアさんも単行本で全部、顔を描き直しましたね。

担当
直しましたね! 鼻筋のあたりが、もうちょっと人間寄りに描かれていたので、もっと毛を足した感じにしたんですよね。

――ペルシアさんの顔にホワイトをかけて描き足すような形で修正したんですか?

竿尾悟
いえ、顔の部分を切り抜いて新しい顔を貼り直しました(笑)

――本当にすごい手間をかけているんですね……! 想像するだけで気が遠くなりそうです(笑)


ペルシアさんの修正前、修正後。どちらも可愛いけれど、修正後は確かにネコ度がアップ!





原稿制作がアナログならではのトラブルも!?


――進行に関してはいかがですか? 今までのお話から、竿尾先生は優良進行のように思いますけど……。

担当
基本的には大丈夫なんですが、危なくなると航空便で原稿が送られてくることがあります。

――前回の1ヶ月スケジュールでも伺いましたが、どういったものなのですか?

竿尾悟
空港の貨物ターミナルから原稿を送ると、通常の宅配便より早く届けることができるんです。

――地方在住でアナログ原稿の作家さんならでは、という感じのエピソードですね。

竿尾悟
航空便でも間に合いそうになくて、デジタルで入稿したことも1回ありましたけどね。

――そうなんですか! アナログ原稿をどうやってデジタルで?

竿尾悟
原稿をスキャンしてデータ化したものをメール添付で送ったんです。しかもうちのスキャナーがA4までしか対応していないので、「アオアシ」の小林先生のところに原稿を持って行ってスキャンさせてもらうという荒技を駆使して(笑)

担当
いつもは竿尾さんから原稿をいただいて、印刷所でスキャンしてもらったデータをWebに載せているんですけど、その時は間に合わせるために仕方なく……。

竿尾悟
その時は……いろいろあったんですよね。

担当
いろいろありましたね。でも僕、基本的に辛いことは忘れてしまうんで(笑)

――達観なのか諦めなのか……竿尾先生の座右の銘にもつながるところがありますね。「まあ、いっか」。

竿尾悟
自分の場合は諦めですが。「買っちゃった、まあいっか」的な。

担当
仕事じゃなくて良かったです。

竿尾悟
仕事の時もあるかもしれません(笑)

担当
僕は竿尾さんを信頼してますよ(笑)!





自分の好きなものを楽しんで描く!それが漫画家への道


――それでは、今後の目標をお聞きしたいのですが。

竿尾悟
とりあえず今は「「ゲート」を描き切る!」です。外伝はどうするんだろう、とは思っていますが(笑)

担当
僕は外伝を本編に再構成して組み込んだのが「外伝は自分がやる!」という竿尾さんの意志だと思ってましたよ(笑)

竿尾悟
やりたいという野望はありますが、その前にまず、本編を描き切りたいですね。

担当
あと何年くらいかかりますかね……。

竿尾悟
さあ……。

――原作も長編ですしね。

竿尾悟
これでもけっこうエピソードは詰め込んでますからね。

――毎月の掲載ページ数は決まっているんですか?

竿尾悟
決まってはいませんが、多い分にはいくらでも、と(笑)

担当
むしろ増やしてもらいたいんです(笑)。でも40ページを超えると、竿尾さんがちょっとキツいかな? と感じますね。

竿尾悟
50ページくらいになると、締め切り2日前くらいからほぼ徹夜ですしね。

担当
そこはお互い、都合のいいところを取っていければと思います。

――まだ何年も続くシリーズでしょうし、うまくバランスを取っていきたいところですよね。では最後に、これから漫画家デビューを目指す方や、若い漫画家さんへのアドバイスをお願いします。

竿尾悟
投稿する時は自分の好きなものを描く、ということですね。自分みたいに、好きなものだけ描いてやってきた人っていうのも少ないですけど(笑)

――作者さん自身が楽しんで描いているものがやっぱり一番面白いと思うので、そこは大事だと思います。

竿尾悟
あと最初くらいは、仕上げまで自分で全部やるのは大事だと思います。例えば自分で描けない部分をアシスタントさんに描いてもらう、というのではなく、まずは自分で描こうとしないと描けなくなってしまうと思うんです。自分で経験しておかないと指示もできないですし。

――確かに、人任せにしていると画力がなくなってしまいますよね。

竿尾悟
単純に楽しくないんじゃないかなー、と思ってしまいます。

――自分が絵を描くことが好きじゃないと続かない職業ですし、そのあたりのバランスの取り方は大事ですね。今回はお忙しい中、インタビューにお答えいただきありがとうございました!

竿尾悟
こちらこそ、ありがとうございました。




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