大賞受賞者は、京都国際マンガ・アニメフェア2017(京まふ)にご招待。さらに、受賞作は京都国際漫画賞の受賞作品として、京まふ内にて開催されるマンガ出張編集部@京まふに参加するすべての編集部に、京都国際漫画賞事務局が推薦します。
京都国際漫画賞2017 結果発表
日本部門 大賞
三嶋イソ『いきがたえ よみがえる』
【審査員コメント】
・力作だが、構成がやや分かりにくい。絵柄は若干古いか?(武者)
・真っ直ぐな姫のキャラクターに好感をもった。読者に好かれる人物を描けるのはとてもアドバンテージがある。(鈴木)
・キャラの表情が生き生きとしていて、主人公を見ているだけで、楽しい気分になる漫画。最後のシーンは、予想していなかったので、意外性のある展開で面白かった。(林)
・面白かった! 割と知られた史実がもとになっていますが、ちゃんと自分の話にできていると思います。
当時の言葉遣いにもこだわっていて(正しいのかわかりませんが)、でも決して読みづらくなく、むしろ小気味よくて演出として効いていたと思います。(平野)
・画力と表現力が素晴らしいです。決めゴマで絵よりもセリフが目立つ配置になっていたので、視線誘導を意識したセリフの配置が出来れば、絵が立ってもっと印象が強くなると思います。(中野)
京都賞受賞
戸島武志『myou(ムユウ)』
【審査員コメント】
・淡い物語に、もっと淡い絵。両方が絶妙にマッチした作品。この冷温感覚がタダ者ではないと感じた。この感性を大切に。応援のし甲斐がありそう。(荒俣)
・3つのストーリーをオムニバスにまとめ、全体で抽象的なテーマを語っていて高度な技術がある。地味に見えるが説得力も魅力もあり、手慣れたところも決して悪い方には出ていない。(竹宮)
・よく考えられた連作。(武者)
京都国際漫画賞とは?
京都国際漫画賞2017とはマンガ出張編集部@京まふと連携し、漫画家志望者が京都を通じてプロデビューする機会を創出することを目的とした国際漫画賞です。日本・中国・韓国・台湾在住者を対象に漫画作品を募集します。
1回目の大賞受賞者ANTENNA牛魚さんは京都国際漫画賞をきっかけに『ヒバナ』にて連載がスタート!
多くの編集部へPRできる、大きなチャンスを手に入れよう!
京都国際漫画賞の流れ
描 く
応 募
受 賞
推 薦
京都国際漫画賞の特徴
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出版社の枠を超えた敏腕編集者が審査員! だから、作品に対する外部評価が高い!
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大賞受賞作品は60以上の編集部に推薦! だから、プロデビューへの近道
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複数の編集者に直接会える!
だから、フィードバックが早い!
審査員のご紹介
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京都国際漫画賞審査員長
小学館マンガワン編集部武者 正昭
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講談社KISS編集長鈴木 学
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集英社ジャンプSQ.編集部林 士平
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講談社モーニング編集部平野 遼太
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LINEマンガ編集長中野 崇
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京都賞特別審査員
京都国際マンガミュージアム館長荒俣 宏
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京都賞特別審査員
京都精華大学学長竹宮 恵子
マンガ出張編集部@京まふ2017
参加編集部一覧
【秋田書店】:週刊少年チャンピオン、別冊少年チャンピオン、プリンセス、ミステリーボニータ、カチCOMI
【一迅社】:月刊コミックゼロサム
【NHNcomico】:comico、comicoPLUS
【KADOKAWA】:ハルタ、あすか、月刊コミックアライブ、月刊コミックフラッパー
【講談社】:週刊少年マガジン、ヤングマガジン、月刊ヤングマガジン、ヤングマガジンサード、eヤングマガジン、月刊少年マガジン、少年マガジンR、月刊少年シリウス、アフタヌーン、good!アフタヌーン、モーニング、モーニング・ツー、別冊フレンド、Kiss、ハツキス、デザート、新アプリプロジェクト
【コミックスマート】:GANMA!
【Cygames】:サイコミ
【集英社】:ジャンプ+、ジャンプスクエア、週刊ヤングジャンプ、ヤングジャンプGOLD、となりのヤングジャンプ、Cookie、別冊マーガレット
【シュークリーム】:FEEL YOUNG、onBLUE、moment、女の子のヒミツ
【主婦の友社】:コミカワ
【小学館】:週刊少年サンデー、ゲッサン、ビッグコミックスピリッツ、Sho-Comi、Cheese!
【少年画報社】:ヤングキング、ヤングキングアワーズ
【新潮社】:コミック@バンチ、ゴーゴーバンチ、くらげバンチ
【スクウェア・エニックス】:マンガUP!、月刊ビッグガンガン
【新書館】:Dear+、Cheri+、WINGS
【徳間書店】:COMICリュウ
【マッグガーデン】:月刊コミックガーデン、MAGCOMI
【LINE】:LINEマンガ
【特別出展】:株式会社トーセ、株式会社テクロス、AEYAC
概 要
【京都国際漫画賞について】
京都国際漫画賞2017とはマンガ出張編集部@京まふと連携し、漫画家志望者が京都を通じてプロデビューする機会を創出することを目的とした国際漫画賞です。
日本・中国・韓国・台湾在住者を対象に漫画作品を募集。それぞれの国・地域から日本部門、中国部門、韓国部門、台湾部門として各1作品を大賞受賞者に選定。 また、日本部門では、別途、京都市在住・在学・在勤者の中から「京都賞」を1作品選び、表彰します。
【大賞賞品】: 京都国際漫画大賞 各部門1名
9/16、9/17に京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)内で行われる「マンガ出張編集部@京まふ2017」に出展するすべての出展編集部に受賞作を紹介!
9/16、9/17に開催する京都国際マンガ・アニメフェアおよびマンガ出張編集部へのご招待!(会場までの往復交通手段と宿泊の手配(1名分)を京都国際漫画賞事務局が行います。)
2018年の京都国際漫画賞イメージイラストの制作を発注します!(2018年京都国際漫画賞が開催される場合)
【審査員】
・京都国際漫画賞2017審査員長 武者正昭(小学館マンガワン編集部)
・鈴木学(講談社KISS編集長)
・林士平(集英社ジャンプSQ.編集部)
・平野遼太(講談社モーニング編集部)
・中野崇(LINEマンガ編集長)
【京都賞】1名
日本部門へ応募された方のうち京都市内在住・在勤・在学者を対象に特別賞を設置します。
特別審査員:
・京都国際マンガミュージアム館長 荒俣宏
・京都精華大学学長 竹宮恵子
・京都国際漫画賞2017審査員長 武者正昭
京都賞受賞者には、大賞賞品(宿泊手配は除く)のほか、副賞として賞状、京都国際マンガミュージアム年間パスポート(1年間)を授与します。
【応募について】
・応募時点で日本に居住しており、かつ、京まふ2017開催時(2017年9月17日)においても日本に居住(予定)していること。
・プロ漫画家を目指す方
・日本の漫画雑誌向け投稿作品となることが基本条件
(一般的な漫画原稿サイズはB4用紙もしくは八つ切り用紙を使用、版面は縦270×幅180ミリです。)
・カラー、白黒問わない、オリジナル作品、ページ数無制限(16ページ~45ページ推奨)
・日本の漫画雑誌やアプリなど、日本の商業媒体未掲載かつ、日本国内で開催された漫画新人賞で受賞していない作品に限ります。
・大賞および特別賞受賞者は、2017年9月16日開催予定の授賞式へご招待いたします。
・国内外媒体のTVやメディアなどのへの取材対応が発生する可能性があります。
・受賞作品は、タイトル、ペンネーム、作品の一部カットについて主催者がその審査結果発表のために必要な範囲で利用し、本事業を広報・記録するための印刷物やホームページ等に利用される場合があります。その場合の利用料は無償とします。
・応募者はあらかじめ、応募作品、タイトル、ペンネームについて、マンガ出張編集部@京まふ2017に出展するすべての編集部に対し、公開されることに同意したものとします。
・応募作品に対しては、掲載等に向けて主催者を通じて各編集部から連絡がある場合があります。
・第三者の権利侵害等については,主催者は一切責任を負いません。
・応募に係るデータ通信料等の一切の費用は応募者の負担とします。
・審査終了後、応募条件を満たしていないことが発覚した場合、受賞を取り消す場合があります。
【応募期間】
2017年5月1日~2017年7月31日
【応募方法】
・郵送の場合、以下の郵送応募シートを確認し、必要事項を記入の上、送ってください。
郵送応募シートは<こちら>
・データ送付の場合、以下の申し込みフォームより必要事項を入力の上、提出ください。
提出するデータは、firestrageなどのストレージサービスにアップの上(7日以上の期限をつける事)URLをフォームに張り付けて送信してください。
以下、データについての注意。
- データ形式はjpg、png、pdfのいずれかとする。
- 各データのファイル名は01,02,03のように各ページ番号と対応させ、全てのファイルを圧縮ファイルにまとめる。
-圧縮ファイルをfirestrageなどのストレージサービスにアップし、(7日以上の期限をつける事)アップロード先のURLを応募フォームより送信する。
- 圧縮ファイルは、最大でも150MB以下にすること。
【審査】
一次審査:主催者側による一次審査
最終審査:一次審査通過作品に対し審査員による審査
【発表】
2017年9月上旬
京都国際マンガアニメフェア会期中の9月16日に授賞式を行います。
※応募規約などは、運営の都合から変更されることがあることを、予めご了承下さい。
※選考の内容に係る個別の質問には回答いたしません。
【主催】
京都国際マンガアニメフェア2017実行委員会、京都市
【運営】
特定非営利活動法人映像産業振興機構、特定非営利活動法人NEWVERY/トキワ荘プロジェクト