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コラム
2016年12月26日

「作れるものはなんでも作ってます!」過去300アイテム以上グッズを作った幻竜一夜さんに聞く、近ごろのグッズ事情。

高品質・低価格でオリジナルグッズを制作できるサービス、グッズ制作委員会【MYDOO】。同社のヘビーユーザーで、これまで300アイテム以上作ってきた幻竜一夜こと桜古さんとsaifaさんに、活動内容も交えてお話をおうかがいしました!【PR】

 

PN.幻竜一夜(げんりゅういちや)
Webサイト: sakurako.itigo.jp/sa-kuru/ 

桜古さん @sakurakogitune

サークル幻竜一夜のイラスト担当。
竜・幻獣・動物・恐竜・けもみみ等、人外が好き。
Webサイト:http://sakurako.itigo.jp/gensou/

saifaさん @gensoukainourag 

サークル幻竜一夜の広報・原案担当。
幻竜一夜発足前から物書きとして
コミケにサークル参加やスタッフを経験。


まずはお二人のサークル『幻竜一夜』について教えていただけますか?

saifa活動開始から9年目、来年の9月25日で10周年になるサークルです。獣や竜など人外要素を含んだ作品を描いています。

 

どういった経緯でおふたりの合同サークルになったんですか?

saifaもともとは同じオンラインゲーム仲間で、趣味で物書きをしていた僕に、絵が得意な桜古さんを友人から紹介されて同好会のような感じで創作を始めました。最初は二次創作から初めて、今はオリジナルもやっています。昔は物書きとして一人でサークルを出していたんですけど、文字だけのものだとなかなか読んでもらえないなと思いました。興味を持ってもらって、何かしらの感想をもらうには、絵がないといけないのではと当時思って、桜古さんに声をかけました。

桜古:私は誘われるまではサイトでイラストを載せるくらいしか活動していませんでした。小さいころから動物が好きで、竜とかそういう感じのものを描いていました。外に出る機会も少なく過ごしていたら、友人が私を外に連れ出してあげてと、saifaさんに紹介したらしいんです。

 

当時、オンラインゲームはオフ会の花盛りでしたものね。サークルとして参加するイベントは主にコミケですか?

saifa基本的にはコミケですね。最初に参加したとき、頒布数はほぼゼロで、『一般創作・少年』というジャンルに出ていたのですが、同じような人外系のサークルは周りにありませんでした。参加回数が増える度、徐々に2,3人手に取ってくれるようになって、同じジャンルの人も集まってきて、所謂島(*)ができました。それからオンリーも開催されるようになって、そのイベントにも参加しています。

*: コミケなどで、ひとつのジャンルが固まって出展するエリアのこと。

 

紆余曲折を経たんですね。本はどれくらい作ってきましたか?

saifa本に関しては、1週間くらいで描いてしまいます。多い時は1ヶ月に3冊とか、オンデマンドが出始めてから30部くらいでも刷れるようになってきて、ちょこちょこ作っています。

 

それは早いですね。ということは1年間で10冊以上は作っているんですね。

saifaそうですね。基本的には漫画というより、絵本風だったり4コマで描いているからかも。これまでで150冊は作っています。

桜古:(本来原作担当で絵を描かない)saifaさんの本もありますよ。(笑)

saifa元々は全く絵が描けなかったんですけど、トーン張りとか手伝っていたら僕にも描けるかもしれないと思って、作ってみました。意外に1回のイベントで2,3冊買ってくださる方がいるんですよ。

                          

幻竜一夜の4コマ漫画(左)、絵本風漫画(中央)、saifaさんの4コマ漫画(右)も

 

グッズを作り始めたのはいつ頃ですか?

桜古:8年くらい前、東方Project(以下、東方)の2次創作を始めてからです。

saifa本だけでなくグッズも同人で作ってもいいと知って。色々なサークルが缶バッジを作っていたので、缶バッジを作ってみることにしました。当時はaiファイル以外入稿できないところがほとんどでしたが、小ロットでも構わない、jpegでも入稿できる会社を見つけて作らせてもらいました。

 

オリジナルと並行して、同時に東方などの2次創作もやってきたんですね。グッズを作ったときの反応はどうでしたか?

saifa例大祭に初めて参加したときに、とりあえず本と缶バッジを用意しました。そうしたら、先に缶バッジが売り切れてしまったんです。本を作っている側からしては驚きましたし、新鮮味がありました。本は買わなくても、好きなキャラクターのグッズなら手にとってくれたりとか。次に何を作ろうかと、楽しくなりました。

桜古:東方のジャンルを見ていると、いろんなグッズが作られているので、なんでもかんでもグッズにしたいという気になっちゃいました(笑)

 

今までどんなものを作ってきましたか?

saifa缶バッジの次は、マグカップとか作っていました。その次にお守りを作ろうっていう話になったんですけど、当時お守りを作れる業者さんが全くなくて。専門の業者になるとロット数(最小注文数)が巨大になるんですよね。だから神社の本職の人に聞いたほうが早いと思って問い合わせてみたら作れそうなところが1社だけあったんです。お試し印刷のような感じで、本来は5,6倍の数からなのに合計500個くらいから作れると聞いて、お願いしました。

お守りの反応はどうでしたか?

saifa本格的なお守りになっていて、ちゃんと板(神代:神社などで祈祷される。)が入っていました。みんなからはどこで作ったの?と問いただされたり、本格的過ぎて驚かれたり。

 

他には思い出深いものはありますか?

saifa布扇子も作ったりしました。京都に扇子専門の職人さんが作るしっかりした業者さんがあって。一応問い合わせて、同人での活動でと言ってみたら、意外にも面白がってくれたんです。80か90歳くらいの職人さんに数は少ないけどと作っていただいて、1本4,5000円で頒布しました。袋も手縫いで、みんな驚いてくれました。1年くらいですぐ頒布終了しましたね。

           

 

お守りと扇子は、300個もグッズを作った幻竜一夜さんの象徴という感じがしますね。

saifaほかにもトートバッグ、撥水加工のマグカップ、MYDOOさんの絵馬とか。楽しんで作っています。

桜古:2メートルのプランケットとか抱き枕も、作れるものは作っています。

  

これまで制作してきたオリジナルグッズの一部

 

先ほど本は150冊くらいだと仰いましたが、グッズは何アイテムくらいだと思いますか?

桜古:グッズは数えたことないですね(笑)

saifa300アイテムはいったと思います。東方だけでも200超えている気がするので。
ここまで考えたことがないっていうのが問題ですよね(笑)

 

そのうちどのくらいがMYDOOの製品でしょうか?

saifaアクキーとかに関してはMYDOOさんが多いですね。MYDOOさんって言ってみるとやってくれることが多くて。今は連結キーホルダーも標準ラインナップにありますけど、ラインナップにある前に連結がやりたいので穴を追加で開けられるか問い合わせてみたら、穴開けるくらいならプラスいくらでやりますよって穴だけ開けてもらって、うちらで金具をつけたりしました。

桜古:昔はまだできなかった白版と透明を一緒に指定するのも、問い合わせればやってもらえましたね。

saifaそれと、MYDOOさんの本当にいいところは1個からでも作ってくれるところで。小ロットが色々と進んでくれると、作る側としてはいろんなことを試せますから。今年の冬コミ(コミックマーケット91)で頒布するアクリル時計も少ない数で作りました。

今年の冬コミで頒布予定のアクリル時計 大きいです。

 

他の業者さんでアクリルキーホルダーは作ったことはありますか?

桜古:あります。発色が凄くいい業者さんもありますけど、ただ、数が30くらいからしか作れなくて。MYDOOさんのほうは10個くらいで作れるので結局そっちになります。

saifaMYDOOさんのレーザーカッターの技術は凄いと思いますよ。他の業者さんでカットデータを送ってみたら、あまりにも乱雑で作れないと断られたことがあるんです。けどMYDOOさんはデータも作らずに、自動で希望通りのカットをしてくれます。カットの指定も勿論できるんですけど、うちは指定していません。

 

逆にMYDOOさんの気になる点はありますか?

saifa入稿エラーが毎回起こることですかね。メールでデータ便等でアップロードしてもいいともあるので、そういう選択肢があるのも、ある意味なんでも対応してくれるという点で良いですけど。個人的にはアップローダーでアップロードしたいので、色々試してはいます。エラーの表示があるのに入稿できていることもあって、その時はもやっとしますね。

編集部追記:今後、推奨環境であれば、改善される見込み。

 

アップロード後の対応はいかがでしょうか?

saifaアップロードしたデータが見れられるのがいいところだなと思っています。ちゃんと入稿できたか確認できるので。それと、入稿データに問題があるとき、毎回っていうわけじゃないけど、電話連絡とかで間違いを教えてくれて、入稿期限が過ぎていても対応してくれたりするんです。普通の印刷所って再入稿って手数料とかかかると思うんですけど、MYDOOさんは基本的に取らないんですよね。これは本当にすごいなと思います。

桜古:アップロードした画像が一枚ずつダウンロードしないと見られないのは不便かな。

saifaそれは普通じゃない?うちみたいにアイテムを沢山作る側だと、1点1点ダウンロードしてチェックしなきゃならないのが面倒で。

 

他に何かMYDOOへの要望はありますか?

saifa手ぬぐいかなにか、新しいグッズが出てきたんですけど、それは小ロットではなくて、100からなんですね。個人的にはMYDOOさんにはどんなものでも小ロットで頑張ってほしいという希望があるので。何か始めるなら小ロットを目標にしてほしいなってのはあります。

 

次に、最近のグッズのPRをお願いします。この冬コミの入魂のグッズは何がウリですか?

saifaウリっていうのはわからないんですけど、毎回「今回は何があるんですか?」って来てもらって、その場で驚いてもらえるんですよね。いつもぎりぎりまでいろんなものを作っちゃうんです。スマホケースが欲しいと言っている人がいたので、作ってみたり。

    

コミックマーケット91お品書き(左)、MYDOOで制作したマルチスマートフォンブック型カバー(右)

 

最後にMYDOOに一言ありますか?

saifaいろんなグッズにチャレンジしてほしいです。なんだこれはって思ったらとりあえず作ってみるので。MYDOOさんならではの商品を作ってほしいですね。

 

本当に沢山のグッズを作られていて、大変面白いお話がうかがえました。ありがとうございました!

MYDOOサイト: http://mydoogoods.com/ 

※ 出稿元 株式会社マイム・コーポレーション  文:マンナビ編集部




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