「花丸漫画」100号記念マンガ賞特別企画①　赤いシラフ先生編

―「花丸漫画」100号記念マンガ賞の特別企画として漫画家3名の方にインタビューしていきたいと思います。今回は「友情バイブレーション～大学生編～」を連載中の赤いシラフ先生になります。まずは漫画家を目指そうと思われたきっかけを教えてください

赤いシラフ：
親が漫画家だったので私もなるものだと刷り込まれ、他に趣味も特技も無くずっと生きてきてしまいましたが、デビューして楽しく生活してるので本当に天職だと思ってます！

―ご家族が漫画家とは凄いですね。そうなるとご家族の影響を受けて、絵を描かれることが多かったのでしょうか。

赤いシラフ：
絵を描き話を考えるのは大好きで、息を吸うように暇な時間はらくがきしたり妄想したりをやってました。

―そうだったのですね！漫画家を目指す行動としてマンガラボ！に「キス、７回。」という作品を投稿され、後に連載化されました。投稿時に意識したことあれば教えてください。

赤いシラフ：
サムネイルで目を引くよう顔のアップを見せて印象的なタイトルをつけたのと大衆受けしそうなシンプルな内容を心掛けました！

―多くの漫画作品の中から自分の作品が見られるよう、仰っておられるような工夫は確かに大事ですね。ありがとうございます。そこから執筆活動を続け「友情バイブレーション～大学生編～」を大好評連載中ですが、当初の予定としては読み切り作品だったと伺っております。

赤いシラフ：
「友情バイブレーション」は最初読み切りだけの予定だったので続編（大学生編）まで描けたのが奇跡です！キャラが立ってたのと、あとは担当さんのおかげだと思います～

―続編が描けたのは読者の皆様からの反響が大きかったこともあると思います。担当編集のおかげとのことですが、他にこんなこと助かっているなどあれば教えてください。

赤いシラフ：
いつも冷静でメンタルの心配もしてくれて…。私のような無名作家にも分け隔てなく世話してくださるの凄いと思いますずっと助かってます。

―編集者によって漫画家への接し方は様々だと思いますが、メンタルケアにも気を配ってくれるのは純粋に嬉しいですよね。さて今回、「花丸漫画」100号記念マンガ賞を開催するということで、漫画を描く際に大切にしていること、こだわっているポイントを改めて教えてください。

赤いシラフ：
続きが気になる展開にしたいです！商業BL界では重視されなさそうですが、クセのあるキャラ・唯一無二の世界観が好きなこと心のどこかで忘れないでいたいです～

―BL漫画に絞った場合、BL漫画の魅力を教えてください。

赤いシラフ：
男同士の恋愛が堂々と自然に描けること…？当たり前体操なんですけどでも本当にそれに限るかなと…。好きなキャラ同士がボーイズラブしてるのとても楽しいです！

―ありがとうございます。それでは最後に漫画家を目指している方への応援メッセージをお願いいたします！

赤いシラフ：
漫画家絶対なんらかの方法でなれます頑張ってください～！私デビューや連載は一生無理だろうと悟った瞬間逐一ありましたがなぜか今ちゃんと生活できてます。不思議と縁が繋がる瞬間はあるものですね。

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