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編集長の部屋
2020年4月28日

【後編】『週刊ヤングジャンプ』×『ヤンジャン!』編集長に聞く!

前編では『週刊ヤングジャンプ』と『ヤンジャン!』の媒体についてや持ち込み状況、誌面とアプリの違いについて語って頂きました。後編ではその2媒体が関わる賞金総額最大1億円40漫画賞にかける思いを伺いました。
前編の記事はこちら!



ストロングポイントを見つめ直す機会に


-現在、ヤングジャンプ40周年記念 賞金総額最大1億円40漫画賞が開催されておりますが、企画の背景を教えてください。

金丸編集長
2018年12月の全体会議で、作品発表の場が少ないとの現場から声が上がっていました。また、2019年5月で40周年を迎えるということもあり、そこで漫画賞40部門、賞金総額1億円、といった企画が持ち上がりました。
たくさんの部門を設けることで、多くの新しい才能に来ていただけるのではないかという強い思いもありこのような形で開催となりました。

板谷編集長
また、40部門それぞれ部門ごとにテーマを絞ることで、作家さんも自身のストロングポイントを見つめ直す機会にもなるのではないかという考えもあります。
デビュー済の作家さんでも応募できますので、担当さんと一緒に狙っていただくのもありです。


-個人的に注目している漫画賞はありますか?

板谷編集長
どの賞も期待していますが、中でも大場つぐみ先生が審査員の「ネームオンリー漫画賞」に注目しています。
絵は達者だけどネームが難しい、という新人作家さんも多いですし、良い漫画原作者発掘の機会になればと思っています。
秋本治先生が審査員の「生活漫画賞」も興味深いですね。どんな作品が来るのか、先生方もどんな風に審査されるのか、とても楽しみです。

金丸編集長
オカルト漫画賞」は、漫画のジャンルとしても人気の高いジャンルだと思いますし、月刊「ムー」の編集長に審査員をお願いしていることもあり、とても楽しみにしています。
末次由紀先生が審査員の「文化系青春漫画賞」や映画「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督が審査員の「ゾンビ漫画賞」も楽しみです。


-今お話でもあったように、集英社以外の雑誌で連載されていた漫画家さんや、YouTuberのHIKAKINさん、宇宙飛行士の野口聡一さんなど漫画以外のジャンルの著名人など様々な方が審査員を務められますが、審査員をお願いするにあたり、どのような基準で選ばれているのでしょうか?

金丸編集長
この漫画賞をきっかけに、これからの10年、ヤングジャンプを一緒に作っていってほしい人、という観点でお声がけさせていただきました。
一つ一つの賞を編集部内でチームごとに担当していますので、そのチームで人選をし、そのジャンルの先駆者である先生や、集英社以外の先生でも「この部門は是非!」という方に審査員になっていただいたり、協賛企業には問い合わせフォームからお声がけさせていただいたりしました。

  



この先の10年を一緒に戦い抜いていけたら


-お二人も審査されるかと思いますが、審査でのポイント、重要視されること、応募される方に期待することなど教えてください。

板谷編集長
このマンガ賞向けの投稿だけではなく、この先も読みたい、応援したくなる、そんな光る主人公の活躍する作品を期待しています。

金丸編集長
自由であるはずの漫画に部門が設けられている・・・そこを窮屈とするのか、作家さんの創造力がさらに飛躍するのか、それが楽しみです。部門の枠を大きく超えるような作品を期待しています。


-最後に、賞金総額最大1億円40漫画賞の応募を検討しているみなさんに、一言ずつお願いします。

板谷編集長
ヤングジャンプ40周年がきっかけで作られた賞ですが、錚々たるメンバーに審査していただけることになったので、これを機会に「この先生に読んでもらいたい」という思いでもいいですし、「この部門なら」といった強味に向けて応募されてもいいですし、なかなかないお祭りだと思っているので、是非一緒に盛り上げていければと思っています。

金丸編集長
次の10年に向けて、今回の応募者とヤングジャンプを作っていきたいと考えています。面白いことやってるな、とわかっていただける方と、この先の10年を一緒に戦い抜いていけたらと思っています。


-本日はありがとうございました!

■週刊ヤングジャンプ



青年コミック誌の人気No.1を維持し、常に新しいことにチャレンジ。強力な連載作品は続々とアニメ化・ドラマ化されています。さらに、人気アイドルのグラビア・サッカー・野球・映画・ゲーム……と多様な特集ページを組み、読者に提供しています。

■ヤンジャン!



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■ヤングジャンプ40周年記念 賞金総額最大1億円40漫画賞



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